今日の日経平均株価の寄り付きは高く、ザラバも堅調な展開を期待しています。
CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,230円を寄り付きのメドとしています。
ISM製造業景況指数など経済指標には弱いものが多かったのですが、ダウ平均株価はスタート直後から上げ幅を拡大して、11時頃には88.73ドル高を付けています。堅調さを維持したまま大引けとなり78.53ドル、0.76%高で終えています。
一部の事業売却が好感されたAIG、日本のアステラス製薬が買収を決めたOSIファーマシューティカルズ、ドイツのメルクAGaAが獲得するミリポアなどの株価が大幅に上昇したことがマーケットの上昇を牽引したと見ています。
また、ドイツ(+2.06%)、ノルウェー(+2.37%)を中心に欧州市場が総じて堅調であったことや、ハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が3.13%の急騰を見せたことも注目する必要がありそうです。
このような展開を見せた米国株式市場の動きに支えられて、今日の日経平均株価のザラバも堅調な展開を期待しています。
今日は1月の有効求人倍率、失業率、家計調査、2月のマネタリーベースなど重要な指標の発表が続きます。決算も伊藤園に注目です。
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