香港市場は相変わらず軟調に推移中。全ては目先実施されるであろう本格利上げを想定されており、相対的に買いたい人より売りたい人の方が多いから仕方ない。ポジション調整するのも真っ当な戦略のひとつ。後は投資家それぞれの投資スタンスに基づいて臨むしかない。小生の場合、「売り買いをせず暫く静観モード」となっている。香港市場が上昇トレンドに転じる為には本格利上げが実施されることで市場に対して悪材料出尽くし感を与えるしかない。いったん利上げをすれば暫く再利上げすることもないだろうと投資家に思わせて安心させる。というわけで現状では中国当局が預金準備率の引き上げのみをジワリジワリとやっている間は上昇トレンドに転じる確率は低いと予想。ただし、当局が突如として人民元切り上げを実施した場合はこの限りではないかも。