資産運用は長期視点も必要

坂本彰さん
坂本彰さん
読者様からの相談で、株価が下がったことに
ついてのメールが多数寄せられてきました。


ここでいつも私が思うのは、株価が下がると
悩みますが、業績が下がっても誰も悩んだり
考えたりしないのかな、ということです。

株価が下がること=お金が減ること、損する


と連想できますし、その不安心理や気持ちも
よく理解できます。


しかし、それだけで動くのではなく、この時こそ
自分の信じた銘柄をもう一度分析しなおすチャンス
かもしれません。

こういった不安心理におちいった場合の解決法
ですが、私の場合は


・業績や会社のホームページを再度確認する

・今現在の株価ではなく、将来得られるリターンを
 考えてみる

・長期投資関連の書籍をもう一度読み直してみる


などがあります。

よほど焦っている場合は、株価が気になって仕方なく
売りたい衝動に駆られます。


これは心理面がギブアップ状態になっているため
冷静な判断ができなくなっています。


そうなる前に、一息ついておくことが肝心です。


間違った銘柄を買ってしまった場合もありますが、
もしかしたら一時の間違った考え方に縛られている
だけかもしれません。


その銘柄を持つことで将来得られるリターンの源泉も
まずは考えてみてください。


リターンの源泉はキャピタルゲインだけではありません。


他にも配当、株主優待などがありますし、業績が上がれば
自ずと株価もついていきます。

http://saig.livedoor.biz/archives/1672604.html
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