はるるっぴさんのブログ

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経済戦争の始まり

ひとりごと日記です。

制空権(先物市場)は、外国人が支配している。
先物市場が現物市場を動かしているので
外国人の影響が大きい。

日本人の理屈が通用しないこともある。

昔、日本のラバウル航空隊は、アメリカ軍に恐れられた。
日本にも、先物の自衛部隊があってもよいと思う。


さて、

世界経済危機で多くの国の人々が困っている。

アメリカも巨額の財政赤字に困っている。

そこで、すぐ売れるものを売る。
まず、手っ取り早いのが武器。

台湾に売った!

中国が怒っていた…


そして

アメリカ人の多額の税金を投入した
実質、アメリカ合衆国「国産」の
GM、フォードの車を売らないといけない。

しかし、邪魔なヤツがいる。

(・o・)!

その一番がトヨタ自動車だった。

(一部カナダの新聞で報道されているようです。)

いちゃもんをつけてきた。

円安ドル高にもプレッシャーをかけてきている。


本当は、日本政府や
天下のNHKさんや日経新聞さんなどは
助けないといけない。

しかし助けるどころか…

(^_^;)


トヨタの役員によると、
前から本社を日本から移す選択肢を残している。

わたしの、デンソーの知人に聞くと
「後ろ向きの仕事が増えて大変だ!」と言っていた。

トヨタは、すでに緊急事態モードに入っている。

投資は関係なくトヨタ自動車を応援したい。


日本では、

中国について、対中楽観バブルがあった。

少なくとも、昨年までは、
日本にとって中国はよいお客さんだった。


わたしも最近、何度か中国に行って感じるが
国内の消費は弱い。
建設ラッシュは、続いている。

昼食を食べていても、工事の音

「カンカン!コンコン!」

うるさいよ~(>_<)


しかし、中国の内需刺激策にも限界があり、すでに
中国は、金融引き締めにはいっている。

預金準備率も異例の高水準になる。
(日経新聞の表現を引用)


中国も内需に限界があり、
「輸出」と言っている。

そうなると邪魔になるのが
同じく「輸出」で頑張っている日本企業。

中国でも人気のホンダの車にいちゃもんをつけている。


少し昔、日本の繊維産業が
中国に打撃をうけたことを思い出したい。

(もちろん、簡単な問題ではなかった。)


アメリカと中国の関係も
グーグル問題から、サイバー攻撃の問題まで


米中経済戦争は、もうすでに始まっている。


緊急時の国際協調はくずれ
世界各国の利益を優先する動きがある。


今度は、第二次世界大戦の日中戦争を思い出したい。

毛沢東と蒋介石は、
国共合作で当時の大日本帝国に対抗したが
日本に勝った後、ケンカすることになる。

結局、毛沢東の八路軍が勝ち、
いまの中国につかながっている。


それと同じように
アメリカと中国は、デリバティブと名の付く
「お化け」と共同で戦っていたが

勝てないことがわかったため、袂を分かつことになる。


アメリカは、すでに戦闘態勢に入っている。

中国は、アフリカも含め
兵糧(資源)を確保している。


一番とばっちり受けるのは、日本だろう。

「え~!」


日経新聞にも書いてあったように
すでに日本国債のCDSは中国国債のCDSを抜いた。

中国の田舎を知っている投資家ならば
考えられないことが起きている。


長期投資家は、冷静に
世界経済の動きをWatchすべきでしょう。

防空壕に非難するのも「ひとつ」の選択肢です。


おしまいです。
1件のコメントがあります
  • イメージ
    けろっぴぃさん
    2010/2/18 00:07
    こんばんは。いつも楽しく拝見させていただいております。
    今回のトヨタの件は、アメリカの産業界と政府による陰謀以外の何者でもないと個人的には思っております。

    最近の世界経済のマクロ指標と金融市場の動き、違和感を感じて仕方がありません。大きな歪みを形成中としか考えられないのですが・・・

    バルト三国、ドバイ、PIIGSとソブリンのクレジットリスクのいす取りゲームに突入したとしか、考えられません。
    その延長には、日本も順番待ちかと思ってしまうのは私だけでしょうか?

    私が、マクロファンドの運用担当者だとしたら、歴史に残るトレードができるとしたら・・・
    日本のCDSを購入、JGBをしこたま売り、円売り、株売り・・・

    そんなこともシナリオのひとつにあるのではないかと、妄想している今日この頃です。

    世界のトヨタ、がんばっていただきたいものです。
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