【シダックス】11/3期は11％営業増益を予想 …

[TIW藤根 靖晃さん]

11/3期は11％営業増益を予想

＜給食事業の採算性が向上＞
給食事業は受託先の合理化政策による解約及び契約内容変更などで売上高が減少したが、一元物流の導入や作業工程・人員配置の見直しなどで利益は計画を上回るペースで推移している。10/3期は会社計画の未達を予想するが、3Q（10-12月）までの進捗状況をマーケットは概ね織り込み済みと考えている。TIWでは、11/3期は増収増益に転じると予想しており、株価の上昇トレンドは続くとみている。

＜10/3期3Q累計は24.6％営業減益＞
10/3期3Q累計（4-12月）の売上高は前年同期比7.9％減の1,528億円、営業利益は同24.6％減の49億円となった。レストランカラオケ事業が同65億円の減収、同22億円の営業減益になったことが主な要因。　

＜10/3期の会社計画は過大＞
TIWでは、10/3期の売上高を前期比8％減の2,010億円(会社計画2,200億円)、営業利益を同25％減の65億円(同90億円)と予想する。この要因は、(1)4Q(1-3月)に入っても、客数は減少しており回復傾向がでていない 、(2)レストランカラオケ事業の営業利益計画44億円は過大すぎる(3Q累計実績16億円)、など。（岡　敬）

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