【日立キャピタル】3Q累計決算は会社計画線。欧米のクレジッ…

TIW藤根 靖晃さん
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3Q累計決算は会社計画線。欧米のクレジットコストは沈静化の方向

<PBRの水準訂正が期待できよう>
昨年12月末の実績PBRは0.58倍。予想ROEは、海外のリストラ関連特損の消える11/3期でも3%台半ばにとどまるとみられるため、PBR1倍以下の評価はやむをえないところ。とはいえ、取扱高に底打ち感が出てきたことや、海外のクレジットコストに減少余地があることから、今後、業績が緩やかに回復するとみられるため、PBRの水準訂正が期待できると考える。

<3Q累計決算は順調な進捗>
10/3期3Q累計(4-12月)の営業利益は100億円(前年同期比18%減)。欧米のクレジットコストの沈静化を主因に減益率は2Q累計(4-9月)から縮小した。ほぼ会社予想に沿った進捗であり、10/3期業績は会社予想線で着地しよう。11/3期は欧米のクレジットコストの減少を主因に小幅ながら営業増益を確保すると予想する。(堀部 吉胤)

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