TIW藤根 靖晃さんのブログ
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【ユタカ技研】国内、中国の四輪向け受注堅調を受け計画を再度…
国内、中国の四輪向け受注堅調を受け計画を再度上方修正
<株価は更に上昇余地があると考える>
(1)10/3期は前期比約2割減収でも同約6割営業増益が見込めるまで体質強化が進んだことが計画修正で確認できた、(2)中国をはじめとする新興国で主力製品の安定供給体制が昨年中に整いホンダ(7267)の新興国ビジネス拡大とともに中期的成長が期待できる、などを踏まえるとTIW予想PERなど指標面に割安感あり、株価には更に上昇余地があろう。
<11/3期業績は新興国需要を捉え今期を上回るだろう>
10/3期は2Q(7-9月)に営業黒字転換、3Q(10-12月)は前年同期比2割減収ながら営業利益は同約2倍(売上高営業利益率6.6%)で着地。(1)国内、中国四輪、アジア二輪向け受注回復、(2)固定費削減効果、などが業績急回復の背景だが、3Qはブラジル、インド新工場の生産本格化も増益に寄与。中間時に続き通期計画を再度上方修正、営業利益は従来から20億円増を見込む。対米ドル為替前提が85円と保守的なこともあり今期着地は計画を上回るだろう。中国で排気系から駆動系まで主力製品の一環供給体制が整い他地域も含め成長地域での安定供給体制が昨年ほぼ整ったと見られる。11/3期は国内の購買支援終了への懸念はあるが、能力増による新興国拡大、新機種効果、償却費縮小、などが見込めるため今期を上回る業績が期待できよう。また、足元は高効率ロー付け炉導入による省エネ対応、環境激変へ向けての多能工育成などによる一層の体質強化を図る。ホンダ四輪・二輪の販売低迷、円高、などがリスク要因。(高田 悟)
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