大幅な下方修正と減配を発表
＜下方修正と減配を発表＞
10/3期3Q累計（4-12月）の業績発表と共に10/3期会社計画の修正が発表された。修正幅は売上高▲85億円、営業利益▲72億円、経常利益▲58億円、当期純利益▲37億円で、合わせて減配（30円→10円）も発表されている。
＜投資対象と捉えるには尚早であろう＞
競争環境の激化を受けて大半のゲームソフトの販売を延期した模様だ。ただし、同業他社も軒並み期ずれさせており、期ずれさせたからといって期待通りの収益を11/3期に挙げられると考えるのは楽観的に過ぎよう。修正後の会社計画に関する詳細は一切不明で正当性を欠くが、10/3期4Q（1-3月）に売上126億円を稼ぐのは困難である印象が強く、再度の下方修正と赤字へ陥る可能性を考慮すべきと考える。会社計画が達成されるのであればPBR1倍程度へ株価は上昇する可能性があるものの、成長期待は薄く投資対象と捉えるにはリスクが高いと考える。株価は既に当期純損失の可能性を織り込み、我々の想定以上に下落した。一段の下落には理由の乏しい水準にあると考えている。そのため、TIWでは当面、様子見のスタンスを取る。11/3期TIW業績予想は本決算を踏まえて見直す予定である。
リスク要因は看板シリーズの人気剥落、開発コスト増、大株主の動向、オンラインゲームにおける障害の発生など。（鈴木 崇生）
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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