DRAGON'さんのブログ

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1月10日日記

 昨日日記を書いていたら、どうしても纏まらず、書きなおしていたら時間ばかり過ぎたので、日をおいて考えようと思い、今日になって一部書きなおして上げてます。
 さて昨日ですが自分の家の二階からは町内の広場が見えるのですが、この日は、どんと焼きをやっていました。正月飾りや神棚のお札等を燃やすアレですね。それなりに人が出て来て、振る舞いも何か出していた様です。(多分、甘酒かな?)
 それを見ながら正月も、これで終わりなんだなって実感しました。

 さて、今週読んだ本ですが。1冊です。他にも読んでいるんですが、ちと読み切れなかったので。
 
 借金大国アメリカの真実
 著者:アディスン・ウィギン ケート・インコントレラ
 訳:楡井 浩一
 出版社:東洋経済新報社
 2009年度出版
 原題は”I.O.U.S.A”
 IOUは”I owe you”で貴方に借りが有る、転じて借用証書の意味。それをUSAを繋げた造語でアメリカは財政破綻が近く借金漬けだって意味らしいです。
 
 さて、この本はドキュメンタリー映画、I.O.U.S.Aの作者達が書いた物で、二部構成になっており、一部がアメリカの現状の財政と官民にまつわる問題に関して誰でも分かりやすい様に纏めており、二部が有名人へのインタビューになっております。(作者曰く掲載したのは、この問題を深く掘り下げたい読者ために、らしい)
 インタビューに出て来る11名の有名人の中で、特に誰でも知ってる所を上げて置くと、グリーンスパン(元FRB議長)、バフェット(オマハの賢人…と言うか、みん株に来ている人なら多分説明が要らない程、株の大御所)、ラッファー(所得減税をすれば税収が増えると言う持論をグラフ化したラッファー曲線が有名)などそうそうたるメンバーがそろっており、この問題に関して、それぞれの持論を表明しています。

 こう言った構成で、アメリカ政府は(現在の社会保障等のサービスの為に)未来に生まれて来る子供たちに借金を押し付けない為にも財政を健全化するべきだって事を説いてます。

 ただ、この手の問題は根深いと思うんですよね。
 日本でもそうなんですが、一番の問題は政治家を選んでいる民衆が問題に関して何も分かって無い事だと思うんですよ。で、本にも書かれている様に民衆に心地よい事ばかりしか言わない政治家が選ばれ、ますます財政を不健全にしていく。
 今の日本の様に…

 結局の所、これは民主主義や共和制の宿業なのかも知れません。
 (実の所、ローマ帝国も滅んだ原因の一つに民衆に対して人気取りの為の出費が増えて財政が不健全になって…って言うのが有ったりします)
 同じ失敗を避けるには、1人1人が歴史に学ぶ必要が有ると思うのですが…
 (そして、それこそが難しい。また人間は自分一人位ならって人も多いですしね)

 さて、本を読んだ感想は以上です。
 では、失礼します。
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