米雇用がどうなるか

6日の日経平均は、10731.45(+49.62)と小幅上昇、転換線、基準線、雲の上だが、昨日のざら場高値には届かず、上下に長いひげを引いて気迷い気味。ボリンジャーはプラスσを維持しているが、バンドは狭まってきていて、頭が重くなりつつあるようにみえる。とはいえ、週足も転換線、基準線、雲の上、でボリンジャーもプラスσの上で上昇基調を維持。ただ週足の遅行線が雲の上限とぶつかりつつあり、この上には抵抗があるようだ。

ダウは10573.68(+1.664)と小動き。上下にひげを出しており、気迷い。もっとも転換線、基準線、雲の上でプラスシグマの上で上昇基調を維持。週足も転換線、基準線、雲の上で、ボリンジャーもプラスσの上であり、まだ上昇の流れは壊れていない。月足も基準線、プラスσを越えてきているのが心強い。

為替が92.37とふたたび92円台にのってきている。転換線92.11をなんとか維持。基準線の上、雲の上でボリンジャーもプラスσを維持。なおドル高基調である。週足はまだ雲の下ながら、基準線の上、ボリンジャーもプラスσの上にでており、ドル高の基調は変わっていない

ADP民間雇用統計は、減少幅が縮小。ISM非製造業指数は、50をぎりぎりこえてきている。重い足取りながら、なんとか回復はつづいているというところだろうか。だが10年もの国債の金利は、いったん弱含んだものの、改めて3.83にのせてきており、転換線、基準線、雲の上で、長期金利は上昇基調が続いており、これを反映して円との関係ではドル高になっている。金曜日の雇用統計がどうでてくるか、懸念があるが、そこそこの改善がみられれば、ドル高の傾向が続き、日経平均も強含むだろう。気迷い気分になっているので失望になると、ぐらりと崩れる可能性もないとはいえないが。
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