中期成長を担う革新的サービス
<中期的な成長力を評価するとの見解は変わらず>
10/5期2Q累計(6-11月)決算は、革新的サービスを実現するためのインフラ構築に対する先行投資負担2.5億円が響いた格好となり、営業利益は8.5億円と前年同期比22%減、期初計画に対する達成率は78%に止まった。しかしこれはTIW予想の範囲内であり、中期的な成長力を評価するという見解に変わりはない。最近の株価の動きは1,100円を挟んだ保合いとなっているが、株価上昇の余地は大きいと考えている。
<航海気象の新サービスに着手>
海運会社に対し、安全性をベースに無駄なコストを掛けずに最適な航海スケジュール、航路・速度配分等を提供する新サービスであるOSR(Optimum Ship Routeing)に着手。当初計画より出遅れの感があったが、ここにきて国内大手海運会社のコンテナ船200隻に採用が決定し、2010年2月からサービスを提供する予定である。同社では、より高い安全性を確保した上で、5%の燃費向上を実現できるサービスとしており、自動車船、バルク船への採用検討も進んでいる模様である。
<重点事業は順調>
重点事業として取組んでいる交通気象(航海・道路・鉄道・航空)事業、モバイル・インターネット事業は、概ね順調に推移している。
(岸 和夫)
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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