【ジーエス・ユアサ コーポレーション 】10/3期通期計画…

TIW藤根 靖晃さん
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10/3期通期計画据え置き、中国市場が当面の収益牽引

<収益回復傾向、リチウムイオン電池期待で反発余地>
株価は足元ではやや反発している。リチウムイオン電池事業の成長期待は強い。中国の自動車市場拡大で収益が回復傾向であり、リチウムイオン電池事業の収益化が前倒しとなる可能性にも注目すれば、反発余地は大きいと考える。

<通期計画据え置き>
10/3期2Q累計(4〜9月)の営業利益はほぼ計画水準で、通期計画を据え置いた。通期で減収減益は避けられないが、下期(10〜3月)は中国の好調で国内の低迷を補う計画だ。中国や東南アジアでの好調が鮮明であり、11/3期の収益回復の牽引役となりそうだ。

<リチウムイオン電池の収益化前倒しも>
リチウムイオン電池事業については、収益化に向けて供給先拡大、数量増効果が不可欠だが、電気自動車、ハイブリッド自動車の他に、ハイブリッド鉄道車両、観測衛星などにも採用が広がっている。収益寄与は14/3期以降と予想されるが、前倒しの可能性も期待される状況だろう。(水田 雅展)

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