フリービットのIPv6化技術が中国電信(チャイナテレコム)候補技術に選定
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■中国電信は北京・広東研究院において評価作業を開始
フリービット の中国事業を展開する上でのビジネスパートナーである北京天地互連は、12月11日、同社のIPv6接続サービス「六飛(6fei:読みはliufei)」が、世界最大のブロードバンドキャリア中国電信(チャイナテレコム)の通信ネットワークのIPv6化技術を担う候補技術の1つとして評価対象に選定されたと発表した。
6feiは仮想化技術を利用し、IPv4ネットワーク上でIPv6ネットワークへの接続を実現するサービス。ソフトウエアをパソコンにインストールするだけで、IPv6で構築されているネットワークに円滑に接続し、さまざまなサービスが利用可能となる。北京天地互連では6月から一般ユーザー向けに6fei接続サービスを開始し、現在では中国国内で運用されているIPv6サービスとしてはトップレベルのユーザー数を持つサービスとなっている。
チャイナテレコムでは、12月より、同社の技術研究所にあたる中国電信股※有限公司北京研究院(北京市)および中国電信股※有限公司広州研究院(広東省)において、6feiを用い、IPv4ネットワークからIPv6ネットワークへの接続を可能とする「IPv6 over IPv4」環境の大規模運用実験を開始。また、近い将来、中国のインターネット網がIPv6化を果たすことを見据え、IPv4ネットワークを構成する資産の有効活用を目指すための「IPv4 over IPv6」環境での運用実験も平行して進める。(※は人偏に分)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
最終更新:12月12日(土)23時47分