昨日のFRBバーナンキ議長の発言は、慎重なものでした。米利上げ観測を打ち消す内容になってしまいました。
しかしながら、重要なのは12/15(火)と12/16(水)のFOMCです。出口戦略に向けて、一歩前進した話し合いになると予想しています。
現在、ドル安/円高に進んでいますが、FOMCの内容によってはドル高/円安に戻る可能性が高い。
さて、米国株式ですが高値で保ち合い相場が続いています。それに連動して、欧州、上海などの世界株式も軟調な動きです。
今週前半は、特に重要な経済指標の発表がないため動きづらいところです。
ただし、12/11(金)には相場に影響を与える、経済指標発表があります。
(米国)
11月米小売売上高と12月ミシガン大学消費者信頼感指数が発表されます。
(中国)
中国主要経済指数が発表されます。
いずれも良い数字が発表されることに期待しています。
以上より、しばらくは、日本株に有利な状況は続くと考えています。