昨日は雨で、今日は晴れ。昨日は肌寒い日でしたが、今日は打って変って窓を開けていても寒風が吹きこむ事も無い暖かな一日でした。まぁ今年に関しては異常気象の性で暖冬なのかも知れませんが、個人的にには極寒に比べれば、こっちの方が良いかぁと。ただ同じ異常気象でも夏の酷暑は困りますが…とさり気なく贅沢を言ってみたりして。
さて、今週読んだ本ですが2冊です。
新 賢明なる投資家 下
著者:ベンジャミン・グレアム&ジェイソン・ツバイク
訳者:増沢和美 新美美葉 塩野美佳
出版社:パンローリング株式会社
2005年度出版
上巻に引き続き下巻もひいひい言いながら読んでました。(苦笑)上下読めば分かりますが話の中で扱ってるのは株以外にも国債、社債、オプションやワラントと多岐ですし、税制なんかの話も加わって来るので読むのがシンドイ本でした。
個人的には軽く読んでみて切れっぱしで良いですから知識を集めて、後日ゆっくりと読んで分からない所に関して理解を深めてく、そんな読み方が、お勧めですかね。
もしも、この本を一発で理解出来たとしたら、その人は大したものかと。
多分、基礎を手ぬかりなく突き詰めると、この本になると思いますが、武術の高手の技をいきなり初心者が見て理解するのが無理な様に勉強した上で、この本へ行った方が多分理解が速い気がします。
エコノミック恋愛術
著者:山崎 元
出版社:株式会社 筑摩書房
2008年度出版
ちくま新書で出ている本ですね。
恋愛術って書いて有りますが…元々は日経ビジネスアソシエの連載コラムが元なのだとか。経済学の話を真面目に解説するコラムを書こうとしたら1回目にキャバクラの価格差を元に美人のいるオフィスと、そうでないオフィスの社員にとっての差なんてものを買いたら編集者に、そっち方面の方向性で書いていきましょうって言われてコラムは進んで行ったようです。
…で、それを纏めて言ったのが、この本らしいです。
ですから恋愛とか、そっちの方はこじ付けな部分があって、本来の楽しみ方はやはり経済学の基本を、お気楽に学んでいく本かと。
実際、楽に読めて良いですよ、こう言う本は。
初めて経済学を学ぶとかには、お固い本より、むしろこう言った本の方が肩肘が張らなくて良いかと思います。
さて、今週読んだ本に関しては以上です。
では、おやすみなさい。