先週は大きな上昇を見せた東京市場。日経平均の週足(左側青色チャート)も言わずもがなの大陽線で、52週線から一気に13週、26週線の重なる位置までの大幅上昇となりました。
問題は今週、この日経¥10,000どころの抵抗線を越えられるかどうか。週末のシカゴCMEや為替は高値で引けており、材料的には悪くないので、週明けは高く寄りそうかと。
ただ日足(中央緑色チャート)を見てみると、金曜は高値圏でのトンボで転換点となる可能性も。今までの急な上げ方からさらに上値を追うかは甚だ疑問であり、¥10,100近辺に75日線、さらにはボリンジャーの+2σと一目均衡表の雲が¥10,200近辺にあるので、この辺が目先天井となって調整が入る可能性もあるかと存じまする。
あとは政府なのか外人なのかは存じませぬが、果たしてどこまで買いが続くかどうか。大きく上げたあとは様子を見る必要があり、今週日経¥10,000の値固めができるかどうかが今後を占うことになるかと存じまする。
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[明日は何の日 12/7(月)]
・国際民間航空デー
・神戸開港記念日
・クリスマスツリーの日
・誕生日:与謝野晶子、古舘伊知郎、尾美としのり(1965)、香川照之(1965)、伊藤かずえ、いしだ壱成、ほか(生年順・敬称略)
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もうひとつ気になるのが、紐育ダウ(日足・右側緑色チャート)でござる。これがずっと$10,500近辺で上値を抑えられており、ここまで快調に上げてきたものの、そろそろ上値が重くなってきているように思われまする。
金曜は長い上髭のコマとなっており、あまり良いローソク足ではござりませぬ。月曜の紐育は下げる可能性があり、もし月曜のザラ場で一部利確できるようなら、それもまた一考かもしれませぬ。
拙者、明日月曜は酒席を控えており、日記は休ませて頂くかもしれませぬ。どうぞくれぐれもご無理なされませぬよう願っておりまする。