【オリエンタルランド】10-11月はほぼ計画線上で推移 …

[TIW藤根 靖晃さん]

10-11月はほぼ計画線上で推移

＜株価はボックス圏の推移を予想＞
25周年の反動で入園者数は減少しているが、年間2,500万人を超す集客力を維持している。指標面では割安感が乏しいが、毎期営業利益は300億円を越している安定性を評価している。株価のボラティリティはあまり高く無く、5,500〜7,000円のボックス圏で推移すると考えている。

＜10/3期2Q累計営業利益は期初計画を上回った＞
10/3期2Q累計(4-9月)の売上高は前年同期比3.6%減の1,746億円、営業利益は同3%減の158億円となった。減収の要因は、テーマパークの入園者数が75万人減少したことや、ゲスト1人当たり売上高が67円下がったことによる。売上高は期初計画を下回ったが、商品原価率の低下、諸経費の削減、下半期への費用の時期ずれなどから営業利益は計画を上回った。

＜10-11月はほぼ計画線上で推移＞
TIWでは、10/3期の売上高を前期比6%減の3,660億円(会社計画3,645億円)、営業利益を同13%減の350億円(同341億円)と予想する。この要因は、(1)時期ずれ費用を除いても、上期に営業利益で7億円期初計画を上回った、(2)10-11月はほぼ計画通りの入園者数を確保した、(3)「ダッフィー(東京ディズニーシーに登場する熊のヌイグルミ)」など、原価率の低いぬいぐるみの販売が好調である、など。（岡　敬）

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