下降圧力なお強く

30日の日経平均は、9345.55(+264.03)と大きく反発。急落時の窓をほぼ埋めた。しかし転換線9462にはまだ届いていない。ボリンジャーもマイナス2σを回復したがマイナスσ9464にはまだ遠い。バンドは下に広がっており、RCIはまだ底。自律反発といわれているが、反発の範囲のまだ下の方の水準に過ぎない。下降圧力は相当に強いと思われる。

ダウは10344.84(+34.92)。反発しているが転換線10363には届いていない。ボリンジャーもプラスσ10389に届いていない。RCIは下降、MACDはシグナルをきってきているので、リズムとしては1-2週間下降の圧力がかかりそうな気配である。

ドル円は86.30。少しドルが戻しているが、転換線87.11には届いていない。ボリンジャーはマイナス2σ86.49の下であり、MACDは急速に下落。RCIは底に張り付いたままで、まだ下降圧力はきわめて強い。

ドバイショックはなんとかもちこたえた格好だが、ドルは下げ止まっておらず、ダウも頭を打ってきている印象。日経平均がどこまで戻せるか、あまり期待しにくい環境だ。まずはドルの下降トレンドの下げ止まりがはっきりしないと、落ち着かないだろう。
映画ずきのしんちゃんさんのブログ一覧