SPE(エスピーイー)さんのブログ
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NYが大きく下げず、下落は一旦停止したけれど…
底打ちの条件に、
・政府の景気対策
・日銀の量的緩和
・円高停止
を挙げていましたが、取り敢えず、この3つの方向性に少しは期待が持てそう、というので下げ止まったようです。
元々、日経平均は9000円で底打ちと見て日記にも書いていましたが、私としては、今回の反発は本格上昇の開始とは捉えていません。
先週の金曜日、
・米国のクリスマス商戦の第一報で、それなりに売上げは出ていること
・ドバイ金融危機の不安感が和らいだ
ということから、NYが大きく下げなかったため、日経平均もNYでのADR銘柄の平均値に近いところまで、鞘寄せして反発したものと見ています。上昇ではなく、取り敢えずの反発との感覚です。
9000-9100円の間にいる時間が少し短い気がして、何となく納得していないため、株式購入は約半分までに留め、再度の円高時につれ安する優良株や下値限定株を購入する予定です。
とは言いつつも、ポートフォリオ上、まだエネルギー関連中心の銘柄でバランス悪いため、本日購入できなかったものを含めて、もう少しMax60%までは、他の選定済み株を(買えなくてもいい)下値の指値買いで安値購入を進めたいと考えています。
皆さんは底打ちとの判断でしょうか?
リスペクトしている手堅い投資さんが言ってらっしゃる「12月中旬過ぎからの再度の下落」は、「あり得るシナリオ」と思っています。
米国でのクリスマス商戦については、序盤~中盤が良くて、最終コーナーに行く前辺りから失速する可能性を懸念していて、12月中旬以降の年内は強気にはなれません。
①12月早々に、日本政府が力強い成長政策を打ち出すのは期待薄(今回の反発が早過ぎた)
②米国と協調しないと円高は止まらない(10年前に日本だけではどうしようもできなかったのに、今はデリバティブの規模が桁違いに大きい)
③それなのにも、米国の関心の高い、沖縄普天間基地などで米国へはマイナス情報ばかりを発信中
という状況なので、②③で円高を止めて、①で成長への方向を出さないと、半分以上の売買シェアーの海外投資家の資金が戻ってこないと思われます。
予想以上に、鳩山内閣が幼稚な内閣であり、まさに鳩ぽっぽの名前に相応しいです。このままいくと次の選挙が危なくなるため、小沢氏の豪腕司令の出番による「成長政策へ集中指示」が出ないか、僅かなのぞみを持っている、というのが今の心境です。
ですから、基本は購入する株は、値下がりリスクを限定できると考えられる銘柄を優先します。
強気の方以外は、底打ちと考えている方は少ないのでは、と思います。
なんせ今日も、日銀の臨時会合の話が出るまでは、円高傾向に動いていましたし。
それにしても、政府も自分たちが何か対策を打とうと(まあ日銀だったんですけども)動くだけで、これだけマーケットに影響が出ると知り、政権を持ってることの力を改めて知ったのではないですかね~。
でも、何を出すかで、また変わるだろうし・・・。
昨日Topixが5日線を越えて終わって、いいかんじだ、と思いましたが、それが今日5日線に乗り、昨日の高値も越えたのはよかったです。
今日みたいな明日だと25日線軽く越えそうな勢いですが。。
上げても25日線で反落、と見てましたが、どうなるでしょうか・・。
個別も、だんだんチャートがマシになってきました。5日線を突破して終わってるのが結構ありますね。明日5日線の上に出たら、とりあえずやれやれです。
その後も壁は厚いです(25日線とか、直近高値とか)厳しいですね~。
(と、まあこんな風にチャートを見てます)
>「12月中旬過ぎからの再度の下落」は、「あり得るシナリオ」と思っています。
これは私も思います。
だから念の為1月限のプットを買おうと思ってますが、安く買えますかどうか。
思っていたより、日銀の反応が早かったので、意外にも9500円をあっさりと回復してしまいました。
民主党の景気対策には大して期待できないでしょうけれど、政府と日銀が一緒になって対応する方針を示すだけで、市場が反応するということは、やはり政策が悪い相場だということですね。
さて、ここからは戻り売りが出てくる水準ですし、二の矢、三の矢が用意されている訳でもないので、買いは慎重にならざるを得ないですね、
>だから念の為1月限のプットを買おうと思ってますが、安く買えますかどうか。
まだ相場の方向が定まっていないため、プット買いは有効なリスク対策だと思います。私たちが考えることは、プロは既に考えて動いているのでしょうね。
私は、リスク許容度と時間軸の違いが個人投資家の強みだと思っているので、少々時間がかかっても、割安で、出来れば下値が限定されるところでの個別株購入と中期での保有方針で対応してます。
では、失礼します。