昨年7月からの日経平均の1株当たり予想利益の推移は
786円(7月)、773(8月)、764(9月)、748(10月)、566(11月)、529(12月)、443(1月)、133(2月)、51(3月)、213(4月)、214(5月)、220(6月)、220(7月)、231(8月)、232(9月)、233(10月)です。
(キャピタルパートナーズ証券のホームページの「世界の株価指数」の株価指数とPERより算出)
1.08年の7月時点では09年03期の一株利益は786円と予想されていました。結果はご存知の通り「マイナス(赤字)」でした。1月の予想さえも442円で半分にもなっておらず、2月、3月の修正で大きくダウンしています。「予想」と言うより、「結果の後追い」とも言えます。
2.専門家が予想してもこれだけ狂うのですから、素人は予想することさえおこがましいと言えなくもない。
3.当てにならない予想利益を基に出す「予想PER」を基に株価を単純に「割安・割高」と判断するのも危険です。
4.しかし、予想利益が減少している時が利益も減少し、予想利益が上昇している時には利益も上昇する傾向にあるとはいえるかも知れません。
5.ここ数ヶ月予想利益の上昇が小幅であることと、株価が停滞していることは関連性があるかも知れません。