月曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、10月の雇用統計で失業率が10.2%と市場予想より悪化したことが嫌気され小幅上昇にとどまったことから、売りが先行して寄り付いた。その後も、外国為替市場で円相場が円高基調に振れたことから輸出関連銘柄を中心に売りが入り、日経平均の下げ幅は一時50円を超える場面も見られたが、新興国の景気回復期待から機械や商社など景気敏感銘柄に買いが入り日経平均はプラスに転じた。
後場に入ると、外部環境の悪化から景気の先行き不透明感が拡大し積極的に買い進む動きは控えられたが、好調な企業業績が発表された銘柄などには買いが入り、日経平均は小幅高で推移した。
業種別TOPIXでは、保険、非鉄金属、ガラス・土石が上昇した一方、空運、繊維製品、電気・ガスが下げた。個別では、日本橋梁、ラオックス、あいおい損害保険が高い。半面、NOK、ドン・キホーテ、プロミスが下げた。
詳細はこちら。
http://www.united-mc.jp/