前場解説

[aaaいうえおさん]

投資家の皆様、前場お疲れ様です。昨晩のＮＹ市場では、新規失業保険申請件数が市場予想よりも減少していたこと、シスコシステムズの好決算によりハイテクセクタが上昇したことなどから、ダウは200ドルを越える大幅高で10000ドルを回復しました。この流れを受けて、日経平均も寄りから買いが集まり、ギャップアップして取引開始、ただその後は上値が重く、9800円半ばでの堅調もみ合いとなりました。やはり今晩の米雇用統計を控えての週末なので、指標結果をみてから動きたいという、様子見する流れが強かったようです。前場の日経平均株価は113円高の9830円で終了しております。業種別では、米決算を受け精密機器や電機などハイテクセクタが堅調、一方、ゴム製品、保険や不動産、銀行株は軟調さが目立ちました。昨日引け後に赤字縮小の上方修正を発表したトヨタですが、反応はいまいちで既に織り込み済だったようです。後場にかけては、やはり週末で米雇用統計前ということもあって、手控えムードが続き、ポジション調整が入る程度の小幅なレンジで推移すると思われます。大引けにかけても上値が重い展開が予測されます。材料に乏しいですが、前場堅調だったハイテクセクタの動向、場中決算の結果、アジア市場動向などに注目していきたいところです。それでは後場も頑張っていきましょう。　←記事がお役に立ったらクリックお願いします。