原発関連の一角が堅調・日本製鋼所はストップ高

[agawaさん]

木村化工機（６３７８）、岡野バルブ製造（６４９２）など「原発関連」の一角が高い。日本製鋼所（５６３１）が２日、通期の業績予想を修正し、ストップ高まで買
われており、刺激を受けた形となっている。日本製鋼所の１０年３月通期の連結経常利益は２９０億円予想（前回予想２７０億円、前期３５９億円）。連結純利益は１
６５億円予想（前回予想１５５億円、前期１６０億円）。

国会の予算委員会では、自民党の齋藤健衆議院議員（自由民主党環境部会長）の質問に対し、
鳩山首相は「社民党の意見も伺いながら、原子力発電の必要性を有していることも含めて、国民の理解を得ながら原子力の利用をはかる」
直嶋経済産業相は「地球温暖化対策においても原子力発電は重要な役割を果たす。安全性の確保を図りながら、原子力発電を推進したいと思っている」
福島消費者・少子化担当大臣は「社民党としては、原子力発電の増設ではなく、風力、バイオマスなど自然エネルギーの開発促進をめざす」
と答弁しており、原発に対する与党内での温度差がやや目立った。

木村化工機の株価は１３時４６分現在９４２円（△３５円）。岡野バルブは９１６円（△４３円）。