映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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NY戻し弱く

11月2日の日経平均は、9802.95(-231.79)。日足は窓をあけて雲の下限9908をあっさり割り込んでスタートし、9736まで下げたがいくらか戻した。転換線も基準線も下向き。RCIもなお降下。MACDはゼロラインを大きくわっており、遅行線まで雲の下限を割っている。 ボリンジャーもマイナスσ9849を下抜けており、いずれも下降基調に転換。週足も基準線9882を割り込んでしまった。ボリンジャーもマイナスσを抜き、2σ9713に向かっている。こちらもついに下降基調。中期も下降になりそうな気配である。10月6日の安値9628をきるか、守れるかが当面の焦点となる。二番天井の形になっており、直近安値をきると、さらに下げ圧力がます危険がある。

NYダウは9789.44(+76.71)と大幅下げの後、3分の1ほど戻した。基準線9774は回復したが、転換線9902、25日線9844には届いていない。ボリンジャーはTP(25日線)とマイナスσ9678の間。RCIは底に近くなっているがMACDはシグナルをきって大きく下げており、基準線が守りきれるかどうか。微妙だが戻しの勢いは鈍い。週足は雲の上限9803の下、転換線9686の間にあり、雲の上限を抜けられるかどうかが問題になるが、遅行線が雲の下限で跳ね返されており、上には部厚い抵抗帯がまっている。RCIも天井をうっており、上昇の勢いは強いとは思えない。さらに下げるとすると、日足の雲の上限9625が当面のめどになろう。

ドル円は90.37と基準線90.19まで戻してきたが転換線90.76の下。RCIは下げており、MACDはゼロラインをきってきている。ボリンジャーはTP(25日線)90.18のすぐ上で横ばい状況。週足をみると依然転換線90.66の下で、ボリンジャーはマイナスσ89.89とTP(13週)91.63の間で、下げ含みの横ばいになっている。

アメリカの個人消費の弱さ、CITTの破綻で、ダウが崩れてきた。戻しも弱く、どうも天井をうったようである。オバマ大統領は雇用はまだ悪化するといっているので、今週末の雇用統計もあまり期待できない。東京はこれを追って下げているが、チャートの形はさらに悪い。安値をためしにいっても不思議ではないが、ドル円がいまのところ比較的落ち着いているのが、救いだ。
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