UMC取締役 岡部さんのブログ

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米金融不安が再燃。

月曜日の東京マーケットは、先週末のNY株式市場がCITグループの倒産リスクが報道されたことから金融セクターを中心に大幅に下落したことから、売り先行でスタートした後も終始安値圏での取引となり、大幅反落となりました。業種別では、米金融セクターが売られたが、規制緩和との報道から消費者金融株が軒並み値幅制限の上限まで上昇した。また、東証1部の値下がりが69%と輸出関連銘柄を中心に幅広い銘柄に売りが入った。前回のコラムで、「米政府による景気対策などが終了し企業業績への警戒感が拡大していることや、外国為替市場で円相場が円高基調で推移していることから、世界経済の本格的な回復は時間がかかると想定されます。今後も現在の10000円台での株価推移が予想されます」と記載した通り、先週末に10000円台を割ったもののこの2週間は10000円付近での取引となっています。米国の住宅販売や雇用統計などの経済指標は回復傾向にありますが、米ノンバンク大手CITグループの経営破綻により再び金融不安が拡大している他、リスク回避による資金が円買いに流れ円高基調になるとの見方もあることから、今後も10000円付近での取引が続くと予想されます。
東京証券取引所が発表した投資主体別売買動向は10月第3週の個人投資家が3週連続売り越しとなった一方、外国人投資家が4週連続買い越しとなっています。米ノンバンク大手CITグループの経営破綻により再び金融不安が拡大していることから、今後も個別銘柄重視の戦略が良いと考えています。また、今後も海外マーケットの下落可能性といった不透明要因を見極めながら、全体が下がっても逆行高するような短期値幅取りができるような銘柄を紹介したいと考えています。
テクニカル指標では、25日移動平均線の10057円を上値として下落相場となっており、今後は9500円~10000円での株価推移が予想されることから、今後も好業績期待銘柄を中心に短期上昇が見込める個別銘柄選定に力を入れたいと考えています。本日は新興市場銘柄の一角、更には個別に好材料が出た銘柄、低位株を中心に個人投資家、証券自己ディーラーと見られる短期資金が流入しています。新興市場は、日経JQ平均も日経平均同様、反落となりマザーズ指数も好業績銘柄の一部が大幅に上昇しており、ここ数日も紹介銘柄が大きく上昇しています。

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