北国からは早くも雪の便りが聞こえ始めました。
昨日からは、平成22年用年賀はがきも発売され、
そろそろ冬支度といった方も多いかと思います。

 日ごとに寒さが増し、鍋料理の美味しい季節と
なりましたが、その鍋料理に彩りを添える『春菊』
が、これから需要のピークとなります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E8%8F%8A


 春に花が咲くことから名付けられ、関西や東海
地方では『菊菜』(きくな)とも呼ばれます。ホ
ウレン草や小松菜と並んで代表的な緑黄色野菜で、
ベータカロチン(ビタミンA)、ビタミンB・C
などが多く含まれていますが、そのビタミンAや
Cは風邪や肌荒れ、さらにガンを予防する効果も
あるそうです。

 春菊200グラムで1日に必要なビタミンAが
摂取でき、他の緑黄色野菜と比べて、鉄・カルシ
ウム・カリウムなどのミネラルが多いのも特徴。
さらに食物繊維も多く、便秘に効果を発揮するそ
うです。

 その独特の香りは、胃腸の働きを促進したり、
痰(たん)や咳(せき)を鎮めたりする効果も期
待でき、中国では肝機能を増強し、腸内の老廃物
質を排出する漢方薬としても使われています。

 ちなみに、春菊は入浴剤にすることもでき、菊
や葉を陰干しして、ネットや布袋に入れてお風呂
に浮かべますと、体をあたため、肩こり、神経痛
に効果を発揮するそうです。

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