『ラ・フランス』


 秋から冬にかけて旬の西洋ナシ。『ラ・フランス』
はよく知られていますが、芳純な香りと濃厚な甘味は
「フルーツ界の女王」と言われています。名前の通り、
フランス生まれで、余りの美味しさに「国を代表する
に相応しい果物」ということからその名前がつけられ
たそうです


http://www5a.biglobe.ne.jp/~neo-neo/la%20france%20mame-chishiki.htm



 この「ラ・フランス」はもぎたてが一番おいしい果
物ではなく、収穫直後の「ラ・フランス」を食べてみ
ても、固くてほとんど味も香りもありません。追熟期
間が必要で、触ってみて「耳たぶ」くらいのやわらか
さになったころが食べ頃、「完熟」です

 生で食べると本来の甘みと香りを味わえますが、菓子
や洋食の素材としても使われ、タルトやパイなどに添え
られたり、ワイン煮にしたりと用途が広がっています
たんぱく質を分解する酵素を豊富に含んでいるため、肉
料理との相性も良いです

 日本に入ってきたのは20世紀初頭で、国内で出回る
量の約8割は山形県産です。出荷する前に10日近く低
温貯蔵庫で冷やしたうえで、さらに常温に戻し熟成させ
ますが、家庭で保存する際には熟れ過ぎを防ぐため常温
には置かず、冷蔵庫に入れておくのが良いです

 味覚の秋、その芳純な香りと濃厚な甘味を楽しんでみ
てはいかがでしょうか。スーパーなどの店先では大きさ
にもよりますが、一玉300~400円程度となってい
ます

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