TIW藤根 靖晃さんのブログ

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【中外製薬】抗インフルエンザ剤、抗癌剤、骨・関節領域が牽引…

抗インフルエンザ剤、抗癌剤、骨・関節領域が牽引

<抗インフルエンザ剤で寡占的地位>
株価は今春以降1,800円を挟んでの小幅変動であるが、業績面で抗インフルエンザ剤タミフルが寡占的地位を占めること、国内市場で最も高い伸びを示している癌領域(国内シェア第1位)と骨・関節領域に強いことから上値を狙う余地はあると考える。09/12期以降も新製品のパイプラインが比較的順調に進捗しており安定した業績伸長が期待できよう。

<タミフル、抗癌剤、骨・関節領域が大幅伸長>
09/12期3Q累計(1-9月)は前年同期比34.8%増収、47.6%営業増益となった。増収(800億円)の主要因はタミフル(+541億円)にあるが、タミフルを除く製商品の売上高も癌領域(+181億円、前年同期比+25.6%)、骨・関節領域(+60億円、同17.0%)が伸び前年同期比+10.9%と好調であった。これを受け同社は09/12期業績を上方修正した。

<パイプラインの進捗などのニュース性に富む>
株価は、これまで予想PERが20倍を超えるなど同業大手と比べ割高感があったが、今般(10月7日)の業績修正によりTIW予想PERは18倍台へ低下したことで手掛け易い水準になったと考える。中期的に安定した業績が見込める数少ない医薬銘柄である上、パイプラインの進捗などニュース性もあるため上値を取る機会は多いと考える。

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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