●イマイチ

[曹操さん]

昨日中国の第三四半期GDPが8.9％と報じられた（市場予想は9.0％）。他の先進諸国と比べれば相当良いが、どうも物足りなく感じてしまう。それだけ中国に対する期待感が高いということなのか、それともこのくらいは当たり前の水準と思っているからかもしれない。いずれにしてもこの数字ではインパクトがない。それほど良いわけでもないが、悪くもない。目下の方向感のない株式市場のトレンドを大きく変えるには至らない。今後の大きなイベントといえば米国のクリスマス商戦と年末にかけてファンドマネージャーがお化粧買いをして指数を押し上げてくれそうなくらいか！？後は今年の通期業績の話題に移っていく予感。来年の旧正月前後にも動きはありそうだけど、憶測相場程度かも。現時点ではあまり思い浮かばないが、株式市場は年末にかけてジワリジワリと買い転換に転じてくる可能性が高いと予想。