映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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ダウは堅調なのだが

19日の日経平均は、10236.51(-21・05)と小幅下落。雲の中、基準線あたりまでいったん下げたが、かなり戻して終わった。しかし形のうえでは昨日の高値で頭をうった感じもなきにしもあらず。日足ではRCI、MACDは上昇しているもののボリンジャーはプラスσに届いていないので、上昇局面転換は確認できていない。週足も転換線10197の近辺であしぶみ。ボリンジャーもTPを抜けていないので、まだ方向感がはっきりでてきいない。非常に気になるのは月足で、RCIが天井をうっていることだ。月足ボリンジャーもプラスσをきってきており、バンドがせばまっている。ここからだけからみると、もしかすると3月以来の上昇局面がいったんお休みになる可能性もある。

ダウは10092.19(+96.28)と年初来高値を更新。基準線、転換線の上、MACD、RCIも上昇している。ボリンジャーもプラス2σ。週足も雲を抜け、転換線、基準線の上。ボリンジャーはプラス2σを確保。ただ週足遅行線は10192あたりで雲の下限とぶつかるので頭をまるめているようにもみえる。このあたりで抵抗帯にぶつかる可能性もある。月足も基準線が10222にあり、このあたりで抵抗がまっている。これを抜けてくるかどうかが注目となる。

円ドルは90.62で基準線90.29をぎりぎり守っており、ボリンジャーもTPの上にあり、プラスσにはとどいていないが、目先は円高には戻っていない状況である。しかし週足は基準線93.81転換線91.54の下でボリンジャーもTP92.28の下、勢いが弱っているもののまだ円高トレンドである。方向感がまだ定まっていないのでこのまま90円水準をいじできるかどうか、注目だ。米国債10年ものをみると、目先は基準線、転換線をこえて金利上昇局面となっているが、上に部厚い雲が垂れ込めている。月足で長いトレンドをみるとちょうと基準線いぶつかっている。下降トレンドラインもすぐ上にあり、本格的な金利上昇にはいれるかどうか、節目にきているが、月足RCIをみるとむしろ下降していることが気になる。このまま上昇が続くかどうか、確かとはいえない感じがする。

ダウは決算をうけて年初来高値を更新している。調子がよさそうにみえるのだが、そろそろ抵抗帯にぶつかりそうだ。一方どうも東京はさえない。ドル円がはっきりと円安に舵をきっていないことがもやもやしたものを残しているように思えるが、アメリカの金利も一本調子にあげてゆくかどうか、やや不透明さを残している。ダウのチャート自体は堅調なのだが、ドルの弱さ、金利の動きをみていると、もしかすると、8月で頭をうった日経平均がダウをおっているのではなく、ダウのほうが日経平均のあとをおって二番天井をうつのでは、という指摘もあながち見当はずれではないかもしれないという不安がよぎる。
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