ひとりごと日記です。
日経ヴェリタス誌には異見達見欄がある。
今週号(10月11日号)は
「国債バブル」崩壊の足音
ご一読をおすすめしたい。
日本の財政赤字はGDPの2倍もあり
世界各国の中でも突出している。
どうするの…
(>_
最近、アメリカやイギリスもお友達になっているので
ドルと円とポンドの「弱いもの競争」をしている。
今、足元で起きているのは、円高ではなく
ドル安、ポンド安です。
円高と言っている専門家は、投資を知らない人なので
今のうちにチェックして
ノーマークにすればよいと思う。(個人的な考え)
日本国債の暴落は、個人金融で支えられている。
銀行、生命保険、公的年金などを通じて
個人のお金を中心に95%国内で消化している。
しかし、よく言われているように
このままだと、国の債務(隠れ負債もある)は、
個人金融資産を上回り
買い支えられなくなる。
りそな銀行の支店幹部の言葉を借りる
「日本は、実質財政破綻していますよ~」
(・.・;)
米国債のように、外国人に頼ることになれば
将来、日本国債は、暴落する可能性を否定できない。
紙幣や証券は、政府や企業が紙で書いた数字にすぎない。
(株主権は、権利です。)
うそと思う投資家は、明治時代のお札を蔵から出して
買い物をすればわかる。
何も買えない…
金貨であれば、お金に換金してから、
買い物をすることができる。
本来は、ヨーロッパ先進国のように
付加価値税を上げて、食料品や子ども服など
生活するのに最低限必要なものを無税にするのが
世界の常識ではある。
緩やかなインフレターゲットと直間比率の見直しなども
今後の課題になるでしょう。
(・・?
日経ヴェリタス誌の上記記事を読めば
日本国債は、必ずしも安全資産ではないことが
再認識できる。
投資を学ぶ必要性はそこにもある。
儲けるためではなく、
一所懸命働いて貯えたお金を
守るための投資の知識も必要でしょう。
銀行預金の利息は、銀行や企業が商売に使った後の
残りカスのようなものなので、
預金で資産形成はできない。
安い利息でお金を預けて
銀行や企業の利益を上乗せした
商品を買って儲かるわけない。
しかし、残念ながら日本では
熟練度の高い長期投資家が
ほとんど育っていないのも現実です。
本当は、アダムスミスの不朽の名著「国富論」から
勉強したいが、なかなか難しいとも思う。
長期投資家のひとつの考え方
「急がば回れ」
おしまいです。
PS.
豪州中央銀行(RBA)は10月6日に利上げした。
○オーストラリアは、世界経済危機の影響は軽微だった。
○インフレに対する予防注射を打った。
○鉱山会社の寡占化など
いくつかの理由が考えられる。
オーストラリアの人口も考慮すれば
これで世界経済危機の最悪期は過ぎたと考えるのは
早計かもしれません。