厳しいねぇ

東証一部.comさん
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防予汽船という山口県の企業が倒産しちまいました。石油燃料の値上がりとか、リーマンショックだとか、高速料金の1000円や今後の無料化が原因とか、いろいろ書かれているけど、たぶん、ビジネスモデルが時代に会わなくなったのだと思う。再生法の申請をしているけれども、ビジネスとして考えるなら「撤退」戦略が一番の正解なのかもしれない。再生法と言うことの裏には、税金を投入しなさいということがあるのだろうと思う。世の中には顧客のほうを向いてない商売がある。お客はまぁ居るのだけれども、起業が本当の意味でお客様のほうを向いていないのだ。「仕事のために仕事をしている」「自分が食べていくために仕事をしている」という、手段が目的化してしまった会社が、建築業界なんかは、けっこう多いように思う。うーむ、まぁ建築業界だけではないかも知れませんけど、もともとは、そういう会社も出来たてほやほやの会社でも「本当の目的」というものがあったのだ。つまり、顧客満足。けれども、道路が十分に整備されたり、橋がかかったり、飛行機が飛ぶようになったり、小学生が携帯電話を持つようになったり、インターネットでお買い物できたりして、従来のサービスでは、お客様が満足しなくなったんだと思う。もちろん、そういう環境に合わせて、本当の顧客満足を高めていく会社だってたくさんある。けれども、大きくなりすぎて、そこのところを疎かにしてしまう、というか「変われない会社」もそれ以上に多い。そういう会社は過去儲かっていた会社なんだと思う。昔から、あんまし儲かっていなかった会社はむしろ、自分が変わらないと生き残れなかったので、状況に合わせて、ちょこまかと変化してきているのだろうと思う。つーか、うちのお客さんが不渡りを出してしまいました。うーん、60インチのプラズマテレビが買えなくなってしまった_| ̄|○つーか、厳しいねぇ。とりあえず、お客さんが喜んでくれることだけ考えるしかないし、やるしかないねぇ。
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