映画ずきのしんちゃんさんのブログ
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ダウも下降に転じる
1日の日経平均は9978.64(-154.59)と大きな下げ。一万円を割りこんだ。雲の中をずるっと下げ、MACD,RCIも下降。ボリンジャーではマイナス2σ9987を割り込んでおり、バンドも外に広がっており、強い下降トレンドが目先発生してしまっている。下降に勢いがついているので、どこまでさがるか、どこでとまるか、予断を許さない。日足は雲の下限9840あたりまでは大きな節目がないし、万一そこでも下げ止まらないと、週足も雲の中をさげ続け週足基準線9630あたりまで下げてしまう危険もないとはいえない。週足基準線を割り込めば中期的な調整局面入りになり、調整が長引くだろう。
ダウは9509.28(-203.00)と大きく下げた。基準線9585を割り込んだ。RCIの下降は加速、MACDはさらに下降。ボリンジャーもTPも9619を切ってきた。基準線を割り込んだことで目先は下降に転換。週足は、雲の下限にぶつかってこえられずに下降に向かい、転換線9517を切ったかたちである。基準線は8834だが、そこまで調整するかどうかわからないが、週足ボリンジャーはまだTP9318の上ではあるものの、プラスσは維持できず、バンドが急速にせばまっており、MACDやRCIも下降をはじめる気配であり、中期的にも上昇が終わり停滞にはいる懸念がでてきた。
ドル円は89.58.バーナンンキ議長がドルに差し迫った危険はないという発言をしたことで、ドルが買い戻されたものの、転換線90.38を奪還できず。ボリンジャーもマイナスσ90.29に届いていないので、下げの基調を転換できていない。
日銀短観は改善したものの、想定為替レートは95円ということで、プラス材料にはならない状況。円高もちっとも止まらない。アメリカの方は、自動車販売が大きく落ち込み、IMSの指数も下落、政策効果がはげてきた。ダウのチャート上も頭うち感が高まっていたが、週足雲の上限を超えられなかったことで、反転下降に転じ始めた。目先下降基調に転じており、円高基調も転換していないので、東京には厳しい環境だ。日経平均はすでに強い下降トレンドになっており、当分は下値をさぐる動きになりそうだ。
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