水曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、9月の消費者信頼感指数が市場予想に反し低下したが、7月ケース・シラー住宅価格指数が市場予想を上回ったことから、買いが先行して寄り付いた。その後は、米国での経済指標がまちまちの結果だったことから、前日終値付近での取引が続いた。また、朝方に発表された8月の鉱工業生産指数は予想の範囲内だったことから材料視されなかった。
後場に入っても、外国為替市場で円相場が安定していることや、明日に日銀企業短期経済観測調査を控えていることから様子見ムードが拡大し積極的な売買が控えられ、前場同様に前日終値付近での推移となった。
業種別TOPIXでは、空運、陸運、ガラス・土石が上昇した一方、その他金融、不動産、証券が下げた。個別では、フォスター電機、キャンバス、ブイ・テクノロジーが高い。半面、ケネディクス、アルプス電気、大京が下げた。
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