1万円を割っても、狭いボックス圏で上下する動きになると予想しています。
ドル安円高を容認する発言のため、ドルは80~85円へ向かう動きになっています。為替というものは、よく行き過ぎます。80円になる可能性はあります。
ただし、日本は、輸出で成り立っている経済構造。「輸出型経済国家」です。度が過ぎた円高は、日本経済にダメージを与えます。
民主党は、経済構造を「輸出型」から「内需型」へ転換しょうと考えている様ですが、そう簡単なものではありません。過去にも、円高時に内需型へ経済構造を変えようとしましたが、結局は、ダメでした。
極端に円高に進めば、日本経済はダメージを受けて、いずれ円安へ戻ります。長期ならともかく、短期で、70円、60円に進むことはありえません。行き過ぎたとしても80円前後ではないでしょうか。私は、84円を予想しています。
一般の新聞やテレビで、ドル安円高が騒がれるようになりましたので、この流れもそろそろ終わりと考えています。
現在、日本株式は、ドル安円高で買える状態ではありません。しかしながら、世界株式の中で、日本株式だけが単独で違う動きになるとは考えにくいです。
そうなると、いずれ、また、狭いボックス圏相場に戻る可能性が高いと考えています。
日本株式が大きく下落するのは、欧米株式が大きく下落する時と考えています。なお、大きく下落するのなら、それは二番底になるかも知れません。
明日から、毎日の経済指標、海外株式(欧・米・中)、為替、金利動向をチェックしながら取引するしかないですね。
予想は、日々刻々と変化することになると思います。
現在、ドルの底値を狙って、外貨建て商品の購入を検討しています。