だんだんと秋も深まって来て過ごしやすい日が増えて来ましたね。
もっとも、そのうち日記の出だしも寒い日が増えて困ってます…なんて日記になりそうですが。
最近気になるのは、体が弱めな母(やせ形)が何故か急に食欲旺盛(間食がですね。3食の方は普通だと思います)になって来た事ですか。痩せでも糖尿病とかにもなる事があるから自重しろ(まぁ、たまにですが)とは言っているんですが。
さて、話変わって今週読んだ本ですが。
4冊有るんですけど、うち1冊がラノベ(9Sの10巻)と株にも経済にも全く関係なさすぎる本を2冊(”まずは親を超えなさい!”、”萌えよ!戦車学校Ⅳ型”)なので、こちら3冊の本の紹介はパスの方向で。
よって残る1冊の本の紹介したいと思います。
敗者のゲーム(新版)
著者:チャールズ・エリス
訳者:鹿毛雄二
出版社:日本経済新聞出版社
2003年度出版
この本は投資をやる人なら必ず読めって言われている本の一つですよね。
…と言う訳で私も読んでみました。
本の副題が”なぜ資産運用に勝てないのか”、そして著者の略歴にバンガードの社外取締役と、ここまで来れば有る程度想像がつくように著者はインデックス・ファンド派の人でも有ります。
ただ、基本的に本書の根底が、現在の相場と言う物が優秀な機関投資家同士の壮絶な争いで、しかも、その勝負は敗者のミスによって勝負が決まると考えていらっしゃる様なので、それも仕方が無い事なのかも知れません。
(そして勝負は敗者のミスで決まると言うのは事実ですし)
内容的には個人から会社や財団等なんらかの資産運用の必要な組織まで、どう運用したら相場に負けない運用が出来るか事細かく論理的かつ卓抜な意見が書かれてますね。例えば良い運用機関の見分け方(正しい付き合い方も)なども書いて有りますし、個人に関しては遺産に際しての金の魔力の問題まで取り上げています。
(そして何より大事なのは瑣末なテクニックより、資産運用に本当に必要な部分を丁寧に書いていると思います)
将来に向けて(株や債券等で)資産運用を考えている方なら、読むべき本の一つだと思いました。
…と言う訳で、この本における個人的な書評は、こんな感じでした。
では、また明日。
(私は明日は面接があるので、もう一度必要な物を確認しておかないとね…)