ソードさんのブログ

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民主党の政策と経済

タイトル:ダメダメな労働行政

日本の労働人口の三分の一は現在派遣社員もしくは請負社員です。
かくいう、この私もここに会員登録したころから派遣社員ですが。
で、民主党の労働政策ですが、パッと見どうも方向性が見えません。
まあ、自民党政権時代からこの問題はありましたが、政権変わっても(ちと早いですが)労働行政はぜんぜん方向性が見えません。
どの党も、派遣社員などの不安定雇用(契約)を正社員にしていくといってますが、どうも強制力を伴ったではなく企業へのお願いの域を出てません。(共産党の派遣社員の全廃といった現実はなれの意見は無視です)
単に、派遣社員を正社員に置き換えるとしても、右から左にいくようになっているわけではないです。
そもそも、今の労働者と企業も求める人材に非常に大きな開きがあることを見落としてます。
つまり、単に正社員にしても企業に馴染まないスキルしかもってない人では結局のところ企業には残れず失業者になるだけです。
大事なのは、再就職するための労働者の技能訓練を受けやすい環境と支援ですが、現在の日本ではそういった支援が非常に乏しいです。
大雑把ですが、労働者がなんらかの技術を習得するのであれば、前もって一定額の給付金を出すべきと思います。
(今の日本は資格取得後に給付なので実質は自己負担のみ)
負担のみ先行している労働政策では労働者は救われません。
雇用の形態も重要ですが、同時に再教育のシステム構築も必要なのではないでしょうか?
3件のコメントがあります
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    TOYATAさん
    2009/9/13 11:41
    まあ、まだ民主党政権がスタートしてないので

    なんとも言えませんが、働くのをなまけてまで

    福祉に頼る人よりも、働ける体力と気力がある人に

    補助するよう、方向転換して欲しいです。

    それと、税金を合法的にかすめとるような天下りのようなことは

    やめさして欲しいです。
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    kobuntaさん
    2009/9/13 14:11
    こんにちは。

    おっしゃる事。いちいちモットモです☆
    ただ、温室効果ガスの削減といい、派遣制度の見直しといい、企業の負担増ばかりが目立ってます(ーー;)

    全体像が見えて来てませんので、まだまだでしょうが、実戦経験がない新政権。
    この問題は、けっこうな時間がかかると思ってます。

    子育ての問題にしろ、まずはどうやって子作りする環境を整えるか?
    今まで自民党が放置して来たツケは、我々が想像してた以上にデカイと思う次第です。。。
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    ソードさん
    2009/9/19 19:25
    コメントの書きこみ有難うございます。
    返事が遅れてすみません。(最近、残業多いもので)
    社会政策を行ううえで、企業に多くの負担がくるのはまあ仕方ないでしょうね。
    最も、それに対するある程度のインセンティブがないとダメなんですよね。
    多分、今回入閣した某女性大臣さんなんか企業を徹底的に叩けばそれでいいと思っているかもしれませんが。
    kobuntaさんが問題にしている、少子高齢化の問題なんか単に現金を給付しても解決しません。
    私みたいな派遣社員が、結婚して家庭をもつなんて非常にハイリスクなことですし。
    極端な話、雇用の形態はどうでもいいのです。
    重要なのは、失業した人が一刻も早く次の仕事につける制度や支援を作らないといけないのです。
    正直、批判することに慣れている連中ですから、今度は批判される立場になったとき逆ギレのみで終わらなければいいのですけどね。
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