QFIIの外資投資額増額の規制緩和が予想以上に投資マインドを好転させた感がある。まして来月は建国60周年の国慶節を向かえることもあってか、お祝いムードもあり、中国当局も市場に悪影響を与えるような言動はしないだろう。むしろ、更なる規制緩和があるかもしれないといった根拠のない期待感が、投資家の買い意欲を刺激するのかもしれない。同時に、この種の根拠のない政策期待感がもたらす火事場の馬鹿力で目先の上値抵抗ラインである21000ポイントも容易く上抜けるかもしれないと最近直感した。そう仮定するならば、目先のポートフォリオは指数構成銘柄の方がパフォーマンスが比較的良いのかもしれない。