ＳＵＭＣＯが続落・野村は「１」継続

[agawaさん]

ＳＵＭＣＯ（３４３６）が続落。
直径３００ミリメートルの最先端ウエハーの生産能力を１割程度削減との報道から前週末には売られたが、週明けも売りが先行。

１０年１月期最終損益が１０００億円の赤字（前期１８８億円の赤字）と初の最終赤字となる見通しを４日に発表した。
田口洋一社長はその決算会見で、半導体メーカーにシリコンウエハーの値上げ受け入れを要請する方針を明らかにしたとも報じられている。

野村証券は「異常な低操業から脱し、今後は（1）販売価格の是正、（2）投資の抑制、（3）固定費削減による高収益事業への回帰を織り込む局面を迎える。半導体チップメーカーの稼働率上昇と業績回復、ウェハメーカーの競合の沈静化などポジティブな情報フローが顕在化してこよう」として投資判断「１」継続、目標株価を１８６０円から２５００円に引き上げた。

ＳＵＭＣＯの株価は９時３３分現在１９６５円（▼４円）。