とっちゃん坊主さんのブログ

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090821概況

日経平均は前日比145.21円(1.40%)安の1万0238.20円。
日経平均は大幅に反落した。
  前日の米国市場では、8月のフィラデルフィア連銀景気指数が大幅な改善したことを受けて、米景気回復を期待した買いが製造業や金融に入り、ダウは3日続伸した。東京市場では、前日の大幅高の反動でマイナス圏でのスタート。20日に米政府が、7月下旬から実施していた低燃費新車への買い替え補助制度を24日で打ち切ると発表したことで新車販売の減退が懸念され、自動車関連が売られた。

後場は、下げ幅を大きく拡大させて始まった。「中国が金融機関の自己資本の基準引き上げを計画している」との報道で、中国株が売られるのではという懸念が台頭したほか、リスク回避で円が買われ為替が1ドル93円半ばまで一気に円高が進んだことも嫌気された。また、今晩に米中古住宅販売件数の発表とバーナンキ米FRB議長講演の控えた週末とあって、持ち高整理の売りも多く見られた。大きく下げたあとは売り一巡から買い戻しも活発だったが、日経平均は大幅反落となった。

出来高は概算22.0億株(前日比-1.0億株)、売買代金は1兆4892億円(前日比+1410億円)

8月4日高値(10479円)と14日高値(10630円)を結んだラインと、7日安値(10249円)と18日安値(10181円)、21日安値(10142円)を結んだラインが拡大傾向。高値切り上げと安値切り下げが同時に発生するブロードニング・フォーメーション(三角保合いの逆形状)を形成しつつあり、一般的には弱気パターンを示唆することが多いだけに、下方向への動きには警戒が必要。
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