映画ずきのしんちゃんさんのブログ
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下げ止まれるか
18日の日経平均は、10284.96(+16.35)と小幅に反発。一時かなり下げたが、なんとか戻した。基準線9840はまだかなり下なので本格的な調整局面に入ったとはいえないが、転換線はぐいと下向きに変わり、ボリンジャーはプラスσからなり下でバンドを狭めはじめており、MACDもシグナルを切り、RCIも大きく下降中。下向きの圧力はかなり強い。日足のボリンジャーもTP近辺まで落ちてきており、バンドが急速に狭まっており、上昇からの転換を示唆。今のところ8月7日の安値10249のすぐ上でとまっているが、これをきってくると目先のリズムとしては窓の下限10169、基準線近辺までは下にふられる可能性がある。とはいえ、週足は転換線9840のまだかなり上で、週足ボリンジャーもプラスσ10325を少しきったところ。中期的にも調整入りとはまだいえない。週足は、上昇の途中で、雲の上限10798に阻まれて下降している格好。悪くても日足基準線、週足転換線のある9800円水準を維持できれば、調整はスピード調整で浅いものにとどまるであろう。これを割ってくると、かなり長い調整に入る可能性がある。
ダウは9217.94(+82.60)と反発。基準線は8784と相当下にあるので、こちらも本格的な調整局面とはまだいえないが、転換線9277には届いておらず転換線は下向きになり、RCIも急降下中、MACDもシグナルを8月11日ごろにはきっており、直近の安値も割り込んでいる。ボリンジャーもTP近辺まで落ちてきており、急激にバンドを狭めており、上昇からの転換を示唆している。週足では、基準線7953、転換線8762、雲の下限8844の上であり、上昇パターンは維持しているが、週足ボリンジャーもプラスσ9177は維持しているが、バンドが狭まりつつあり、勢いは弱ってきている。もっとも下げてきても、9000を若干きるところー日足基準線、雲の下限、週足転換線あたりを守りきれば、中期的な上昇基調は維持できるであろう。
ドル円は94.70で基準線94.88、雲の下限95.15をめぐる攻防が続いている。週足も基準線96.73、転換線94.88、雲の下限94.97のすぐ下で、この水準をめぐる攻防である。三角持合を円高にぬけそうにみえていたが、まだはっきりしない。短期、中期がはっきりしないので、月足をみてみると、こちらは基準線の下で、ドル安から転換線94.30の近辺までもどしてきた自律反発のフェーズにある。MACDはシグナルをそろそろとドル高に抜けてきているのものの、上値抵抗線でぴたりと抑えられている感じになっている。月足のRCIは下降気味であるので、しばらく円高にふられそうで、ドルの二番底があるかもしれないが、長い眼では、ドルは底をうっていると思える。とはいえ長期でもボリンジャーは横向きになってしまっており、トレンドがでていないので判断が難しい。
アメリカの住宅市場の新築の指標が悪かったものの、小売の決算がよくて戻したというところだが、300ドルという大幅な下げがあった後であり、トレンド指標は下降しており、急激に戻してくるような動きにならない限り、目先は弱くなると思われるが、一気に下げてくる様子は今のところなく、値幅は本格調整に入らずに、浅い調整でおわることを期待したいが、100日近く急ピッチで上げてきたあとなので、日柄はかなり必要かもしれない。為替も、円高に抜けてくるかと思いきや、ドルが下げ渋っている感じである。煮詰まってきた後は、なんらかのきっかけでどちらかに急に動き始める可能性もある。
どの道、近いうちに一万きるときがくるでしょうね。