振り出しに戻るの一日

[華花はなはなさん]

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☆今日の相場概況☆
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先週末のNY市場は、雇用統計の数字が好感されて、大幅上昇。

一時9437ドル台をつけ、9500ドルを伺う勢いとなりました。

さすがに終盤は、ここまでの上昇警戒や、週末要因もあり、

値を消しましたが、それでもプラスの113ドルと大幅上昇、

大きく円安に振れた為替を受けて、

CME日経平均先物も10590円と、こちらも大幅高となりました。

これを受けての、日本市場ですが、もちろん、大幅ギャップアップでの

寄り付きとなります。寄り付きは、10550円とCME値には、届きませんでした

が、次第に値を上げ、10600円高値をつけます。

その後は、10550円と10600円の間で一進一退の状況となり、

前場は10560円で引けました。

後場になると、寄り付きは前場レベルながらも、今度は、

10500円と10550円を挟んだ値動きとなります。

一時、10500円を割り込み、10480円安値をつけますが、

ここからは、切り替えして、再度、10550円と10500円のレンジ内での動き、

結局、大引けは10550円となり、振り出しに戻るの一日となりました。

夏休みということもありますが、それでも、先物は80000枚超え、

東証売買高は20億株弱と、ここのところの平均レベルといったところでした。


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★個別銘柄の動向★
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米国高、円安で、大きく上昇して始まった銘柄が多かった訳ですが、さす
がに上値は重い展開となりました。

本日の話題は、三菱ケミカルHDが三菱レイヨンを買収との報道でした。

これによって、もちろん三菱レイヨンは、買い気配でのスタート、

348円の寄り付き高値からは、値を消していきましたが、+54円で引けています。

一方、買い側の三菱ケミカルも好感買いが入り、次第高452円高値から、

値を消しますが、+20円と上昇して引けています。

主力どころは、終始プラス圏をキープ。トヨタ、ホンダ、ニッサンの自動車株、

ソニー、キャノン、パナソニックなどの電機ハイテク、日立、東芝、

三菱電機などの重電もしっかりです。

鉄鋼、非鉄は、序盤の上昇から、一時値を消す場面をありましたが、

終わってみればプラス圏をキープ、新日鉄、住金、JEF　HD、大平洋金属、

住友金属鉱山、冶金工などしっかりとなっています。

銀行株も、みずほ、三菱UFJ、三井住友のメガバンクを筆頭に、

しっかりの展開のものが、多くなっています。

その他目だったところでは、天候不順から米価格の上昇が期待された

ヤマタネが、今日も大幅上昇で+23円の190円

決算発表から、エフピコが+160円と大きく買われ、

大和総研が投資判断引き上げの三井金属が、年初来高値。

その他、三協立山、林兼産業、リズム、藤森工業などが買われています。

今週も決算発表が多いので、個別銘柄はこの内容に左右される展開が

続いていますね。

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♪♪明日以降の考え方♪♪
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金曜夜の上昇劇から、週明けを迎えた日本市場ですが、

終わってみれば、振り出しに戻ると、方向感なく推移したという状態になりました。

それでも、10500円割れのレベルでは、しっかりと買いが入り、

底堅さを見せています。

夏休みモードの今週でしょうが、しばらくは、買い目線で入っていきたいと思います。




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