株価の値付けミスに気づく２つのメリット

[坂本彰さん]

 

日経平均は今日も続伸し、１万５００円台にまで
値を戻してきました。

http://saig.livedoor.biz/archives/1513110.html

株価はリーマンショック前に戻ったようですし
出来高は少ないながらもムードは相当いいです。

ですが、ここにきて以前よりも割安株がなくなり
ＰＥＲだけが異常に高い銘柄も続出しています。


来年以降の業績回復を見越しての買いならば
後悔はないかと思いますが、何の根拠もない
買いならば危険な銘柄も見かけます。

例えるなら
「１本1000円の大根を買っているようなもの」


普通、こんな高い大根が売っているなら誰も
買いませんし、なぜこんなに高いの？

と思うはずです。

気づいた後で転売しようにも、誰もそんな価格で
買ってくれる人はいないでしょう。


しかし株式投資の世界では、値付けミスに
気がつかないことが頻繁にあります。

それはなぜか？


その答えは「株価の本当の値段、適正価格は誰にも
わからない」からです。

もしわかる人がいるなら、その人は世界一の
お金持ちになれる人でしょう。


株の世界は儲かっている人が全体の10％
とも5％とも言われる厳しい世界です。

だからこそ、日々の株価を追いかけるのではなく
その銘柄ごとの価格の正当性を追求していく
投資を心がけていきましょう。

割安株に出会えたら、時間はかかるかも知れませんが
儲かる時が必ずきます。


株価の値付けミスに気づくことのメリット

一つ目は割安株投資ができること.

そして二つ目は「大損を回避できること」です。