週明けの東京株式市場はＮＹ株高を受けて高く始まるとの見方が大勢のようだ。
7月の米雇用統計が予想外に良かったことが、東京市場にも好感されると期待されるからだろう。
ただ今週は週末にＳＱを控えている。
ＳＱの週は清算値をめぐって思惑がらみで乱高下することが多かった。
お盆休みで商いが薄くなり易いと言われている中では、ＳＱ絡みの乱高下が懸念される。
日経平均は26日移動平均を6％超乖離しており、市場が加熱していることも波乱要因。
為替の動向にも注目したい。先週末には１ドル＝97円台まで円が急落した。
しかし、過去の例からは円の動向が転換し目先円高の方向へ振れる可能性があると観る向きもある。
