090729概況

日経平均は前日比25.98円(0.26%)高の1万0113.24円。

前日の米国市場では、7月の消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことが嫌気されたほか、4-6月期決算が不調だった企業を中心に売られ、ダウは小幅に反落した。東京市場でも軟調なスタート。鉱業や海運が売られた。為替が1ドル=94円台前半にまで円高が進み、自動車関連やハイテクなど輸出関連が下落していたが、中盤から急上昇。それまで下げていた日経平均もプラスに転じ、一時は6月12日に付けた終値ベースでの年初来高値(1万0135.82円)を更新した。

後場は、前日にTOBを正式発表した日立(6501)などが続伸したが、後場に新日鉄(5401)が4-9月期累計の業績予想を下方修正し、赤字幅が拡大する見通しを示したことを嫌気して下落。金融や不動産も下げたが、リチウムイオン関連銘柄やハイテクが上昇。きょうも主要企業の4-6月期決算の発表を睨んで上値が重い展開が続いたが、日経平均はプラスで引けた。

出来高は概算19.4億株(前日比+1.2億株)、売買代金は1兆4004億円(前日比+1421億円)
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