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米国債保有で強気の中国
両国関係、変質局面に
【北京時事】オバマ米政権発足後初めての米中戦略・経済対話に、最大の米国債保有国である中国は強気の姿勢で臨む構えだ。
巨額の財政出動で金融危機克服を急ぐ米国は、中国に国債を買い続けてもらう必要があり、「弱みを握られた形」(北京の外交筋)
。人権や民主化問題を背景に、米国が主導権を握ってきたこれまでとは大きく様相が異なっている。
中国は2兆㌦(約190兆円)超と世界1位の外貨準備高を誇り、7割近くを米国債を中心とするドル資産で運用しているとみられる。
建国60周年を控えた中国では、社会安定に直結する経済政策が最優先で、ドル資産の価値下落を懸念する声が高まっている。
世論に敏感な中国当局は、既に国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)を米ドルに代わる準備通貨
とする考え方を示すなど、国際基軸通貨としての米ドルに揺さぶりをかけている。
今回の対話でも、米国債の価値保全を担保する財政・金融政策を米側に強く求める方針だ。
同時に中国は、良好な中台関係も背景に「ここぞとばかりに」(同筋)、米国の対台湾武器売却計画に強い不満を表明する可能性が高い。
一方、守勢に立たされた米国は、新疆ウイグル自治区での暴動をめぐる人権問題を取り上げたい意向だが、
「深く言及するのは難しい」(同)とみられている。
中国は、米中を軸に国際問題の解決を図る「G2論」には慎重だ。ただ、国際社会での地位向上は強く意識しており、両国関係には新たに
「戦略的な相互信頼」(何亜非外務次官)が必要だと考え、対話を通じその構築を目指している。
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貿易不均衡がすべての根源です。
生活関連物資を米国が買いすぎです。
自国で調達することを企業に義務付けるべきでしょう。
大手のスーパーが悪い。
yoc1234さん
>自国で調達することを企業に義務付けるべきでしょう。
自国で調達すること米国に
良いことであっても
資本主義経済は競争社会、下手に国が支持すれば
保護主義になり、懸念される。
米国が買わないのなら日本も影響を受ける