木下 晃伸さんのブログ

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日本企業第一四半期決算に注目せよ

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【ニュースの深層】日本企業第一四半期決算に注目せよ
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸です。



■米国企業の第二四半期決算(4-6月決算)が一段落となる一方で、今週はいよいよ日本企業の第一四半期決算(4-6月決算)発表が本格化します。


6月中旬より下落した世界の株式市場が反転したキッカケは、米国企業の好決算と言えるでしょう。


米金融大手ゴールドマン・サックスが不良債権処理を減少させた上で、大幅黒字増益を達成したことをキッカケに、その後インテルなどIT関連企業が市場予測を上回ることで株価上昇に弾みをつけました。



■そして、それに続く日本企業の決算。もちろん、当メールマガジンでもお伝えしてきたように、米国企業の動向からある程度日本企業の決算も見えてきます。


だからと言って日本企業の決算を見なくても良い、ということにはなりません。むしろ、日本企業だからこそ見なければならない点が多数あります。


そのうちの一つは“為替”。


会社側は業績予測をする際に、為替前提を置きます。その為替前提はもちろん、円高。


しかし、実際には、08年末から円は対ドル、対ユーロにおいて思ったほど円高に振れていません。


今回の四半期決算では、製造業を中心に為替が業績にどう影響を与えたかチェックしていく必要があるでしょう。


もちろん、それ以外にも多数あります。その点は、その都度当メールマガジンでお伝えしていきたいと思います。


(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)
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