東京たろうさんのブログ

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民主党政権をよむ(1)

来月にも与野党が逆転し社会党色の強い民主党政権が誕生する見込みです。
ここでその先の株価を読み解く上でその実態と政策の可否を予想しておきます。
旧社会党と言えば非自民系連立の細川・羽田内閣以来と自社さの村山内閣以来となります。失われた10年を想起させるこれらも、今の状況から比べればかわいらしいものとも言えましょう。
テレビをはじめとしたメディアは民主党政権誕生への下準備に余念が無い。最早この状況に歯止めをかけるられるものはありますまい。
株価はすでに期待先行で上げている部分も見られる。どちらかと言えば日米協力とアジア協力、現実路線への転換と自民党似の政策期待だとは思います。

通常、選挙で株価は大きく動かない。選挙関連や期待上げ、ご祝儀相場はありえるが、よもや国民の選択がマイナス方向には動くと判断しない旧来の思想からでありましょう。
しかし現実に社会主義色の強い政策を押し出せば国民・労働者と資産家・経営者との意思の乖離は生じてくる。その時期は参議院選を待つか、待たないか、民主党が体制を整えるか、整えられないか、今は予想は難しい。
日本の利益にならない政策は日本を売るのに十分な材料であり、その懸念がある現状は、為替・債権・株式等の極端な乱高下をもたらす恐れがある。ここからの投資は個人にとって今まで以上のリスクを覚悟しなければなりますまい。
次は株価に影響を及ぼすであろう具体的、個別の政策を考えてみたいと思います。
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