ウイグル暴動でアルカイダが報復の可能性、中国政府が警告
7月15日、中国政府はアルジェリアに滞在中の中国人に対し、ウイグル自治区での暴動をめぐりアルカイダが報復を行う可能性がある
として警戒を呼びかけている。写真は中国の武装警官ら。ウルムチで8日撮影(2009年 ロイター) [拡大]
【北京 15日 ロイター】 中国政府はアルジェリアに滞在中の中国人に対し、イスラム教徒が多い新疆ウイグル自治区で発生した暴動をめぐり、
アルカイダが報復を行う可能性があるとして警戒を呼びかけている。
在アルジェリア中国大使館はウェブサイトで、中国人や中国の企業に対し安全対策を強化するよう求めた。
この警告は、ロンドンの民間情報会社スターリング・アシントが、アフリカ北西部で働く中国人がアルカイダの標的となる可能性が
あると指摘したのを受けて出されたもの。
中国外務省の秦剛報道官は14日、この件について「海外に滞在中の中国人には、安全に十分配慮し、対策を強化するよう注意喚起している。
中国政府は海外に滞在中の国民や企業の保護のために、必要な措置をとる」と述べた。
2009/07/15 17:27