5月以降の相場とは全く正反対の雰囲気の東京市場

[華花はなはなさん]

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☆今日の相場概況☆
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昨晩のNY市場は、小幅に上昇。

前日の下落から、自律反発狙いの買いがはいった形です。

前半は、例によって資源価格の下落から、マイナス圏で推移しましたが、

午後からは、債権の上昇から買戻しが入り、

小幅高で取引を終えています。

これを受けての日本市場ですが、円高が嫌気されて、

CME日経平均先物は、大証比-115円と大幅安で帰ってきていましたので、

寄り付きも9350円と前日比マイナス圏からのスタートになります。

その後は、アルコアが決算発表が好感されて、

時間外で買われたことによる、米先物の堅調さを受けて、

値を戻していきます。9390円まで買われて、前場の取引を終えます。

後場なると、前引け値よりも値を落としての始まりとなり、

その後は、先物への大口売りも入り値を崩していく展開。

13:30頃には、前場安値を割り込み、9290円安値をつけます。

その後は、若干値を戻しますが、買いは続かず。

結局終盤も売られて安値9270円と75日線付近まで

下落して、引けは9310円と本日の安値圏で取引を終えました。

それにしても、売られるものです。

ついこの間までは、NYや米先無視で買われていましたが、

今は全く逆の展開となっています。

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★個別銘柄の動向★
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主力銘柄は、軒並み値を消す展開。

トヨタ、ホンダ、ニッサンの自動車株から、

ソニー、キャノン、パナソニックなどの電機、

みずほ、三菱UFJ、三井住友などのメガバンクをはじめとする銀行株。

三井化学、住友化学、帝人、旭化成など売り先行の展開となりました。

前半値を急速に上げていった、非鉄の住友金属鉱山、大平洋金属、

冶金工、鉄鋼の新日鉄、住金、JEF　HDなども終盤に掛けて値を消し、

大きな上ヒゲを形成しています。

海運株も序盤は堅調で、大きく上昇していましたが、

非鉄、鉄鋼と同様に、終盤に掛けて値を消し、

こちらもおおきな上ヒゲを形成する状態となっています。

昨日、値を飛ばした電力株も、本日はまちまちの展開となり、

北陸電力、関西電力、北海道電力はプラスとなりましたが、

その他の銘柄は、変わらず、もしくはマイナスとなっています。

目だったところでは、リンテックが4日ぶりに反発して+77円。

円高歓迎から、HISが一時2205円まで買われて、

引けは+110円の2115円。

選挙関連のトランスコスモスも今日は、反発しています。

所得隠しが発覚した日本製鋼が、後場は下げに転じてマイナス引け。

CB債発行から、東洋ゴムが売られて、下落ランキングのTOPに。

円高の恩恵期待で、サイゼリヤが買われています。


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♪♪明日以降の考え方♪♪
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今日も続落で、75日線付近まで落としてきました。

こうなると、9000円レベルが見えてくるわけですが、

5月以降の相場とは全く正反対の雰囲気を見せてきています。

基本的には、売りで入ることになりますが、明日はミニSQも有り、

週末金曜日。戻りも警戒ということになります。

再度、売り場を提供してくれるように、戻りを期待したいですね。



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